853刑事 4話
4話
ある夜、加茂伸之介(寺脇康文)がひとり居酒屋で飲んでいると、平田章(小宮孝泰)という男が別の客とケンカを始める。慌てて仲裁に入る加茂。だが平田は加茂に「釣りはいらない」と財布を投げつけ、その店を去ってしまう。財布の中にあった平田の免許証をたよりに平田のマンションにやってきた加茂は、マンションの入り口で女性の悲鳴を聞き、部屋から走り去っていく平田とすれ違う!加茂が悲鳴の主である女性のもとに駆けつけると「誰もいないはずの部屋から男の人が出てきた」という証言が。部屋の中に入ってみると、そこには胸と腹を刺された佐伯俊哉(新納敏正)の死体があった!
武藤係長(田辺誠一)の指示のもと、捜査一課・佐々木雪子(富田靖子)らが捜査を開始。被害者は事件のあったマンションの不動産会社『佐伯不動産』の社長で、現場となった103号室は以前に平田が住んでいた部屋だったことがわかる。さらに、雪子らは佐伯不動産への聞き込みで、その103号室を借りたいと言ってきていた女性がいることを知る。
その女性の名は柳井芳江(山下容莉枝)。従業員の証言によると、部屋の貸し借りについて話をするうちに芳江と佐伯は恋愛関係に発展していたということだった。だが実は芳江は平田の元妻で、そのことを知った佐伯と口論になっていたとの証言を得る。
さっそく芳江に話を聞きにいく雪子と浜育実(菅原大吉)。平行して平田の足取りを追っていた加茂らは、平田が無銭飲食で逮捕されたことを知る。警察に連行されてきた平田は、加茂に「俺が佐伯さんを殺しました」と自白。しかし、平田の行動に疑問を感じた加茂は、平田は犯人ではないと推察し…!?
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出演
- 寺脇康文/加茂伸之介役
- 富田靖子/佐々木雪子役
- 菅原大吉/浜育実役
- 戸次重幸/真島航輝役
- 金田明夫/三原脩太郎役
- 田辺誠一/武藤勇作役